不安・恐怖、ネガティブ思考の人の特徴とメリットとは?ネガティブ思考を活かす方法もご紹介!
皆さんこんにちは。
自分ってなんでこんなにクヨクヨ悩んでしまうんだろう…
周りから「考えすぎ」と言われる。
寝る前に考え事が頭をぐるぐる回ってなかなか寝れない…
そんな事はありませんか?
私も小さい事でクヨクヨ悩んでしまうタイプで、悩みごとや不安がとても多かったと思います。
ちなみに不安な事や嫌な事を何度も繰り返し考えてしまう事を反芻思考と言い、意味のない事、マイナスな事と分かっていてもつい悩んでしまうんですよね~
でもそんなネガティブ思考は悪い事ばかりでもありません。実は、ネガティブは使い方次第ではプラスの力を与えてくれる物になるのです。今回はそんな不安・恐怖、ネガティブ思考の人の特徴とメリットをご紹介していきます。
前回の記事はこちらから↓
不安・恐怖、ネガティブ思考の人の特徴とメリット
①しっかり準備をするので本番で失敗をしにくい。
不安があるというのは、失敗をしないように前もってどうすべきか熟考するという事。もちろん不必要な事を考えすぎて消耗してしまう事もありますが、準備をするという事自体は必要な事であり、パフォーマンスを上げて本番に100%の力を出すためには必要な事です。
②集中力が高く、洞察力、客観力に優れている。
物事をしっかり考えようとするスタンスを取るため、物事をしっかりと見極めてから適切な行動をしようとする傾向があります。その為、客観的に物事を把握する力を持っており、他人の行動や思念に対して敏感で洞察する力が優れています。
また、自分の感情だけに流されず周りをよく観察してから行動するため、俗に言う空気が読める人であるのも魅力の人一つです。
③IQが高く、言語を扱う力が優れている。
不安や恐怖が多く、ネガティブ思考な人はIQが高く、言語を扱う能力が高いという統計結果があります。作家やアーティストにはネガティブ思考の人が多く、自分の頭の中の考えの世界をうまく表現出来る人はそういった創作的な分野で活躍しているケースが多いようです。
また、ネガティブ思考はリスクを回避する為に頭を良く使うため、経営者向きの性格とも言えますね。
④老化レベルが低く、大きな病気になりにくい
あまりにもネガティブな思考が強く常にストレスにさらされているようなケースでは逆の結果が出てしまいますが、不安や恐怖が多いネガティブ思考の人はストレスに敏感で、ストレスを避ける事に長けており、ストレスが小さいうちに都度対処しているため、大きなストレスに急にさらされるというリスクが低くなります。
ポジティブ思考の人はいつも楽しそうでストレスがなさそうに見える事も多いのですが、実は本人も気付かないストレスが体の奥を蝕んでいて、ある時急に病気として発現するというケースもあります。
ネガティブ思考の人は自分自身の問題と日々向き合い、自分の体を守る力が強い為結果として病気や老化が少なくなる傾向にあるのは魅力的ですね。
⑤ネガティブの感情をバネにできる。
ネガティブ思考の人は細かい事を気にしたり落ち込みやすいのは事実ですが、その落ち込みをバネに次のタイミングで大きな成果につなげる事ができます。
もちろん「自分はダメなやつだ…」と卑屈になってしまうばかりでは意味はありませんが、自身を客観的に見つめる力が強いため、何がいけなかったのか、次どうすれば結果に結びつくのかを誠実に考える事で、日々のネガティブを着実に自身の力へと変えていく事ができます。
ネガティブ思考を活かす方法
①ネガティブな感情を無理に抑え込もうとしない。
ネガティブ思考がマイナスの効果を発揮するのは、実はそのネガティブ思考をダメな物だと認識し無理に抑え込もうとしている時なのです。「自分はこんな事でいつも悩んでダメなやつだ…」という思考になってしまうのが一番悪い傾向です。
ネガティブ思考は周りの人の気持ちの変化や空気の変化に対応するための特性とも捉える事ができます。不安や恐怖が顔を覗かせたら無理に抑え込まずにゆっくりと考える時間を大切にしましょう。
②自分がネガティブ思考である事を受け入れる。
自分で自分の思考の癖をしっかりと認識し、それをダメな部分ととらえずにそれを含めて客観的に自分を見つめ自分を愛しましょう。そして、ネガティブ思考であったりすぐに不安になってしまうのは準備をしっかりとして良い結果を残すためのプロセスであるという事を理解し、その思考自体をプラスの力に変える事が出来るという事をしっかりと理解しておきましょう。
③感情を紙に書き出す。
エクスペンシブライティングと呼ばれる技法ですが、自分の不安や恐怖、ネガティブな感情を全て紙に書き出してしまいましょう。紙や書き方はなんでもよく、思いつくままどんどん書いていきましょう。大切なのは「書き出して文字にする」という行動そのものです。
人の脳は高性能なコンピューターのような物ですが、物事や感情の把握は基本的に言語を通して行われます。しかし、我々は感情や考えの多くを全て言語化していないもので、頭の中で靄状になっているのです。不安や恐怖がその靄状のままであると、それを客観的に把握して対処する事が難しく、結果として嫌な感情、ストレスだけが残ってしまいます。
その靄状の感情を一度紙に書き出す事で、自分自身の頭の中の感情を客観的に把握でき、それに対して自分がどうしたいのか、どうするべきなのかがおのずと見えてくる事があります。
不安や恐怖を紙に書き出すだけでデトックス効果があり、ストレスの解消にもなるため、何か頭がすっきりしない時などは紙に感情を書き出す習慣を持つことをお勧めします。
不安・恐怖、ネガティブ思考というとマイナスのイメージがると思いますが、その考え方自体は大きな力になるものです。しかし、この思考は包丁のような物で、使い方を間違えると自分自身を傷つけてしまいます。
自分を傷つける刃ではなく、新しい物を創造する包丁としてこのネガティブな感情をうまく使いこなして下さいね。
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