人間関係やストレスケアに役立つ心理学

人間関係、恋愛、ストレスケア等、心理学に基づいて記事を書いています。

ダラダラとした生活習慣を改善し、やりたい事をやる為の方法

みなさんこんにちは。

本格的に寒くなってきましたね。
しばらく気温が高めの日があったからか、「本気の冬ってこんなに寒いんだ」と焦ってしまう今日この頃。
寒い日の朝は布団からなかなか出られないですよね。
「早く起きて用意しないといけないのに…」
「今日は早起きして勉強しようと思ってるけど…」
と考えながら、結局いつまでも布団から出られないですよね。
朝の布団の魔力ってすごいですよね。きっと寝てる間に偉大な魔女が魔法をかけていくんでしょうね。絶対そうです。

さて、今回はそんな行動しようと思うけど、なかなか踏ん切りがつかない時の対処法をご紹介していきます。

なかなか行動に移せない時の対処法

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5秒カウント

何かしようと思った時、「次CMになったら」とか、「あと5分したら」とか考えて、結局丸1時間同じ体制のまま とか結構ありますよね。
でもそういう時って、「自分で決めた時間過ぎちゃってる…まぁ…あと5分…」と何度も繰り越しをしてしまいますよね。
つまり、何度も動けないでいる自分に気づいているという事です。
「このままじゃダメだ…」と考えた時にこの5秒カウントを行うと、意外とすんなりと重たい腰が上がるようになります。

やり方は簡単。「やらないと…」と思った時に、
5.4.3.2.1…と5秒カウントし、0ののタイミングでGO!唱えて動くというものです。
GO!の部分はstart!でも、hear we go!でも、
どんだけ~!でもなんでもかまいません。(ネタが古い…)
ポイントは、
">①5秒かけてカウントする事。
②カウント中は数字のカウントに集中する事。
③GO!のタイミングで動き出す第一動作のみ決めて、その後の事は考えない事

です。

ダラダラしてしまったり、めんどくさいと思ったり、努力を継続出来なかったり…それってあなたの意思の弱さとかではなく、そもそも人間の脳はそういう風に出来ているからなんですよね。
脳は私たちの身を守ったり、失敗をしないようにする為に、リスクや消耗を嫌います。
寒い日に布団の中から出られないのは、布団の中が一番体にとって居心地がよく、カロリーを消費しない快適な空間であるから。そして、布団から出たら寒い空気に触れて、さらに服を脱いで着替えて、冷たい水で顔を洗って…と体温を維持したり活動をする事によるエネルギーの消費、寒さというストレスに身をさらす等、リスクが大きい事だと脳が判断して、体に「そのまま布団の中にいるのが1番いいんだ!」と命令を出しているからです。
つまり、悪いのはあなたではなく、あなたの頭の中に詰まっている脳みそさんなんです。
色々考えて計算して想像してしまうからこそ、行動を起こした時のリスクが分かってしまうんですね。
だから、脳に何も考えさせずに、脳に気付かれないように行動を起こしてしまう事で、重たい腰も上がるようになるのです。

その方法がこの5秒カウント。
実際に頭の中で数字を思い浮かべてカウントしてみると分かります。それ以外の思考はできない状態になります。
そして、布団を剥いで、服を着替えて洗面所に行って歯磨きをして…と先の行動は考えず、GO!のタイミングで「立ち上がる」と自分に約束し、それだけをイメージしておきます。
5秒カウントしている間に脳のリスク管理がリセットされ、何も考えないで立ち上がる事で、脳の指示を受ける前に行動を起こす事が出来ます

からしたら不意打ちですよね。
「えっ?聞いてないんですけど。ってかなんで立ってるんですか?いや、布団に入ろうよ。暖かいよ」
とすぐに誘惑を発動してきますが、1回布団から出て立ち上がってさえいればもうこっちのもんです。
脳の誘惑を振り払って洗面所に行く事と、もう1度布団に入ってまた自分の中で葛藤するのとを考えると、後者を選ぶのはあきらかにばかげた行為だと分かります。

この方法は他の色んな場面で使えるので、「やろうと思ってるんだけど…」という時にいつでも使ってみて下さい。
個人的にはGO!の部分をどんだけ~!にして、「どんだけ~!」と叫びながら布団から飛び出す事をおすすめします。
毎日継続できたら春になる頃には立派なIKKOさんが出来上がってると思いますよ。

それでは私は暖かい布団に入ってゴロゴロしてきます~。