人間関係やストレスケアに役立つ心理学

人間関係、恋愛、ストレスケア等、心理学に基づいて記事を書いています。

3日坊主を治して努力を継続出来るようになる方法

 


みなさんこんにちは。

 

みなさん3日坊主してますか~?

ダイエットの為に毎日ジョギングしようと思ったけど、

天気が悪いから…

今日は風邪気味だから…

と言ってやらない日が増えて、気が付けばジョギングをしようとしていた事すら忘れている。

そんな経験の1度や2度、みんなありますよね? …ありますよね?

今回はなぜ努力が続かないのかという事と、3日坊主を治して努力を継続出来るようになる方法をご紹介していきたいと思います。

 

 

 

3日坊主を治して努力を継続する為の方法

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3日坊主の由来とは

お坊さんになろうとしたけど3日で修行を辞めちゃう人が多かったから、継続できずに止めちゃう事を3日坊主と呼ぶそうです。

 

ちなみに4日目でも5日目でも3日坊主と呼んでいいんですって。

よかったね( ^ω^) (…何が?)

 

何故3日坊主になってしまうのか

それは、そもそも人間の脳は変化を嫌いストレスを避けようとするから

 

ダイエットにしても勉強にしても、毎日継続する事が大切で続けていかないと意味がないというのは誰でも知っている事かと思います。

でも続かない。

「まぁ…今日はいっか」

「今日はちょっとタイミング悪いし、明日2倍やろう」

と言い出すと、結局やらない日が増えてきて、気がつけば

「そういえばダイエットしてたっけ?」

と見事に坊主の出来上がり。

 

でも、実は努力を続けることが出来ないのはあなたの意思が弱いからと言い切る事ができるものではないのです。

元々人間の脳は

・変化が嫌い

・しんどい事が嫌い

・ストレスは避けたい

と考えるようになっています。

急に生活習慣を変えると、脳は様々な理由を探し出してあなたをもとの生活に戻そうとします。

なので

「今日はちょっと風邪っぽいし…」

「今日は友達に誘われたし、断るのも悪いから明日からダイエットしよ(^-^)」

というのは、実は脳みそさんが発している言葉。

では、何故3日ぐらいで飽きてしまう人が多いのか。

まず、目標を建てて「やるぞー!」となっている時は、脳内でアドレナリンが大量に分泌されています。

変化を嫌う脳みそさんですが、緊急の際には高いパフォーマンスで行動出来るように栄養ドリンクでブーストするんです。それがアドレナリン。

そして、このアドレナリンの大量分泌は元々長期間継続して行うものではなく、あくまでも瞬発的な気付け薬なのです。

このアドレナリンの大量分泌が終わるのがだいたい3日目ぐらいと言われています。

だから栄養ドリンクの効果が切れてしまうと、行動する力が弱くなり変化を嫌う脳みそさんに戻ってしまうんです。

 

じゃあアドレナリンを継続して分泌させ続ける事が出来たら諦めずに継続できるかというと、結論としてはYESですが、かなり無理があります。

大声を出したりする事で一時的にアドレナリンの分泌は再開されますが、そもそもアドレナリンは気付け薬。

ストレス性のホルモンであるため、使いすぎると後々大きな病気の引き金になってしまいます。

 

努力を継続出来るようになる方法

それは、脳が変化に気付かないような小さな事から行っていき、それを習慣にする事。

つまり、毎日ジョギングをするのがいつもの私 と脳みそさんに思ってもらうという事です。

中にはアドレナリンを頑張って出し続けていて気合で継続している人もいるかもしれませんが、物事を継続出来る人はドーパミンを使っているんです。

毎日小さな達成感を味わい、初めは結果ではなく続けられているという事、少しずつでも前に進めているという感覚を味わって、自分を褒めてあげて下さい。

始めのハードルは低く低く。それでも「私は今日もハードルを乗り越えたぜー」と達成感に満ち溢れて下さい。

いきなり30分もジョギングすると、効果は大きいかもしれませんが、脳は「大きな変化が起きている」と感じて、変化を起こさせないようにしてきます。

始めは5分、ただ家の周りをまわるだけでも構いません。

いやむしろそれぐらいの方が良いスタートと言えます。

これなら毎日続けるの余裕じゃん。と思うぐらいの負荷を感じ、慣れてきたら少しずつ時間を伸ばしてみましょう。

それでも出来たら「私はジョギングが出来た!」「これで5日連続でジョギングが出来た!」と毎日自分を褒めてあげましょう。

記録をつけて変化を追っていくのもとても良いですね。

褒めると脳内ではドーパミンが分泌されます。

ドーパミンは幸せホルモンとも呼ばれていて、脳はその幸せホルモンが出た時の行動を繰り返そうとするんです。

だって幸せな状態が何度も続く方がいいですもんね。

つまり、

ジョギング→やった!できた(*^-^*)→ドーパミン→継続したくなる

という良いスパイラルが生まれる事になるのです。

 

おさらいですが、

・はじめは小さな変化から始めて少しずつ負荷を増やす。

・小さな事でも出来たら自分を褒める。

・成果や量よりも継続する事に集中し、継続出来ている自分を褒める。

これであなたも努力の内容が習慣になり、継続出来る人になります。

ちなみに行動が習慣に変わるまでに2~3カ月かかると言われています。

一気にたくさんの習慣を手に入れようとすると、脳が負担に感じてストレスと判断してしまうので、出来れば1つずつ順番に行っていきましょう。

 

それでは、ブログを書き終わったので私の継続している習慣

布団に入って寝る を実行しに行ってきます(`・ω・´)ゞ

 

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ダラダラとした生活習慣を改善し、やりたい事をやる為の方法

みなさんこんにちは。

本格的に寒くなってきましたね。
しばらく気温が高めの日があったからか、「本気の冬ってこんなに寒いんだ」と焦ってしまう今日この頃。
寒い日の朝は布団からなかなか出られないですよね。
「早く起きて用意しないといけないのに…」
「今日は早起きして勉強しようと思ってるけど…」
と考えながら、結局いつまでも布団から出られないですよね。
朝の布団の魔力ってすごいですよね。きっと寝てる間に偉大な魔女が魔法をかけていくんでしょうね。絶対そうです。

さて、今回はそんな行動しようと思うけど、なかなか踏ん切りがつかない時の対処法をご紹介していきます。

なかなか行動に移せない時の対処法

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5秒カウント

何かしようと思った時、「次CMになったら」とか、「あと5分したら」とか考えて、結局丸1時間同じ体制のまま とか結構ありますよね。
でもそういう時って、「自分で決めた時間過ぎちゃってる…まぁ…あと5分…」と何度も繰り越しをしてしまいますよね。
つまり、何度も動けないでいる自分に気づいているという事です。
「このままじゃダメだ…」と考えた時にこの5秒カウントを行うと、意外とすんなりと重たい腰が上がるようになります。

やり方は簡単。「やらないと…」と思った時に、
5.4.3.2.1…と5秒カウントし、0ののタイミングでGO!唱えて動くというものです。
GO!の部分はstart!でも、hear we go!でも、
どんだけ~!でもなんでもかまいません。(ネタが古い…)
ポイントは、
">①5秒かけてカウントする事。
②カウント中は数字のカウントに集中する事。
③GO!のタイミングで動き出す第一動作のみ決めて、その後の事は考えない事

です。

ダラダラしてしまったり、めんどくさいと思ったり、努力を継続出来なかったり…それってあなたの意思の弱さとかではなく、そもそも人間の脳はそういう風に出来ているからなんですよね。
脳は私たちの身を守ったり、失敗をしないようにする為に、リスクや消耗を嫌います。
寒い日に布団の中から出られないのは、布団の中が一番体にとって居心地がよく、カロリーを消費しない快適な空間であるから。そして、布団から出たら寒い空気に触れて、さらに服を脱いで着替えて、冷たい水で顔を洗って…と体温を維持したり活動をする事によるエネルギーの消費、寒さというストレスに身をさらす等、リスクが大きい事だと脳が判断して、体に「そのまま布団の中にいるのが1番いいんだ!」と命令を出しているからです。
つまり、悪いのはあなたではなく、あなたの頭の中に詰まっている脳みそさんなんです。
色々考えて計算して想像してしまうからこそ、行動を起こした時のリスクが分かってしまうんですね。
だから、脳に何も考えさせずに、脳に気付かれないように行動を起こしてしまう事で、重たい腰も上がるようになるのです。

その方法がこの5秒カウント。
実際に頭の中で数字を思い浮かべてカウントしてみると分かります。それ以外の思考はできない状態になります。
そして、布団を剥いで、服を着替えて洗面所に行って歯磨きをして…と先の行動は考えず、GO!のタイミングで「立ち上がる」と自分に約束し、それだけをイメージしておきます。
5秒カウントしている間に脳のリスク管理がリセットされ、何も考えないで立ち上がる事で、脳の指示を受ける前に行動を起こす事が出来ます

からしたら不意打ちですよね。
「えっ?聞いてないんですけど。ってかなんで立ってるんですか?いや、布団に入ろうよ。暖かいよ」
とすぐに誘惑を発動してきますが、1回布団から出て立ち上がってさえいればもうこっちのもんです。
脳の誘惑を振り払って洗面所に行く事と、もう1度布団に入ってまた自分の中で葛藤するのとを考えると、後者を選ぶのはあきらかにばかげた行為だと分かります。

この方法は他の色んな場面で使えるので、「やろうと思ってるんだけど…」という時にいつでも使ってみて下さい。
個人的にはGO!の部分をどんだけ~!にして、「どんだけ~!」と叫びながら布団から飛び出す事をおすすめします。
毎日継続できたら春になる頃には立派なIKKOさんが出来上がってると思いますよ。

それでは私は暖かい布団に入ってゴロゴロしてきます~。